2021年4月21日~23日、東京ビックサイト青海展示棟A・Bホールにてプレミアムフードショーが開催されました。
プレミアムフードショーは、世界的に注目されている食のトレンドを発信する専門展示会です。今回は、万全の新型コロナウイルスの感染予防対策が取られながら、ベジタリアン、ヴィーガン、ハラール、グルテンフリー、オーガニックといった新時代の多様な食のニーズに対応する食品、食材が集まりました。
ベジプロジェクトも世界最大級の動物福祉団体Humane Society International(米国)(HSI, ヒューメインソサエティインターナショナルブース)と合同でブース出展を行い、活動紹介とSDGsとヴィーガンの関連について紹介を行いました。ヴィーガンについて初めて知る方にはヴィーガンやヴィーガンの取組みを始める利点をお伝えしました。またヴィーガンについて既に知っている方とは今後の取組みについて深く話し合うことができました。今後ヴィーガン商品作りに取り組みたいという声も頂戴しました。
セミナープログラムでは、「拡大するベジタリアン・ヴィーガン市場:国内外の現状とソリューション紹介」と題されたテーマで、当法人代表の川野陽子が、HSIフードポリシー・マネージャーのダング・トラング氏と共に登壇しました。事前予約では定員の倍を超える応募があり早々に満員御礼となり、関心の高さがうかがえました。講演後のアンケートにも当法人やHSIのサービスの利用や協業を通して、ヴィーガン・プラントベース商品に取り組みたいというフィードバックを多くいただきました。
今回のベジタリアン・ヴィーガンフードゾーンの賑わいを目にし、ベジタリアン・ヴィーガンが今注目を集めていることを実感された方も多かったのではないでしょうか。今後より大きくしていけるよう皆さまと頑張って参りたいと存じます。
ベジタリアン・ヴィーガン・プラントベースという選択が、健康意識の高まりだけでなく、近年人類が直面している環境問題、人口増加と食料不足の問題等の改善に寄与することに世界は気付いています。日本でも確実にその市場が動き出しています。ベジプロジェクトのパートナーを含む、日本の大手メーカーも参入し大豆ミートは続々登場しています。大豆ミートはTBSニュース、SBSニュースでも国内市場は2030年には700億円となるという予測が紹介されました。今後ますますこの市場は発展していくでしょう。当法人は日本でのベジタリアン・ヴィーガン・プラントベースの発展をサポートとするとともに、世界の動向や情報を発信する活動を続けて参ります。