2025年6月16日(月)、鳥取市および鳥取市観光コンベンション協会が主催する『食の多様性対応セミナー ～鳥取市ヴィーガンメニュー取扱日本一を目指して～』が開催されました。
広く市民の方がベジタリアン・ヴィーガンについて理解を深めることと、事業者によるヴィーガン対応の取組みを促進することを目的とし、座学とヴィーガン料理の試食が行われました。市内の飲食店・宿泊施設の事業者の皆様、自治体関係者の皆様、そして健康などの観点も含めヴィーガンに興味のある一般の方が多数集まりました。
座学の第一部では、当法人代表の川野陽子が講師を務めました。ベジタリアン・ヴィーガンに関する概論や国内外の最新情報、事例、なぜヴィーガン対応に取り組むべきなのか、実際にどこから取り組めば良いのか、などについて幅広く紹介しました。
第二部では、複数の飲食店でヴィーガン料理のプロデュースを行い、現在はヴィーガン食養生専門店ダルマの木のオーナーシェフとして活躍する福井勇吉氏が、飲食店でのヴィーガン対応に関する実績紹介をしました。
続いて行われたヴィーガン料理の試食会は、ヴィーガン対応に既に取り組み、ヴィーガンコースの提供を行う山陰海鮮炉端かば 鳥取駅前店にて開催されました。
福井氏の監修するヴィーガン料理が、同店およびDining Bar Connectより提供されました。多種多様なヴィーガン料理には、福井氏が開発し当法人のヴィーガン認証を取得している万能調味料「べジーナピュアグリーン」が使用されています。
参加者の皆様には、座学で知識としてヴィーガンについて学んでいただいた後、試食を通して実際のヴィーガン料理について、食材や料理の仕方、提供の仕方などについて理解を深めていただきました。
参加者同士の交流も生まれ、講義を受けての取組みに対する前向きなご意見や、ヴィーガン料理への評価も多数頂きました。大変貴重な機会に関わらせていただくことができたことに、感謝しております。
セミナーに参加した鳥取市内の事業者の皆様は、ヴィーガンメニュー導入のための専門家派遣の無料サービスを受けることもできます。今回のセミナーをきっかけに、鳥取市内でのヴィーガン対応が進むことを願っています。
「食の多様性セミナー 鳥取市ヴィーガンメニュー取扱日本一を目指して」告知チラシ