NPO法人ベジプロジェクトジャパンでは、アメリカ各地の優秀な大学から定期的にインターン生を受け入れています。2023年5月には、アレクサンダー・セッションズさんとライアン・テトローさんが採用され、植物性食品やヴィーガンに関するリサーチに取り組んでいただきました。また、インターン生たちにはベジマップ第3版の制作など、リサーチ以外の活動にも協力していただきました。

インターン生たちはリサーチで収集した情報をもとに、7月10日に新潟県立大学 国際経済学部のビクトル・ゴルシコフ准教授のゼミで、プレゼンテーションを行いました。プレゼンでは、ベジプロジェクトでの活動内容や、ベジプロジェクトをインターン先として選んだ理由などを発表しました。

アレックスとライアンは、植物性食品の意義と、それが人間の健康や環境に与える影響について発表しました。また、代替肉市場の拡大、畜産による資源消費と汚染の増加予測、野菜中心の食生活を採用することの健康上の利点に関するデータと統計の収集に励んだことなど、彼らのベジプロジェクトでの活動についても共有しました。

また、収集したデータをわかりやすい表や挿絵に変換する作業や、新しいヴィーガンレストランをベジマップに追加する作業についても紹介をしました。ゼミの受講生たちは、より持続可能な社会のために自分たちは何ができるのか、ヴィーガンやベジタリアンであることの意義について積極的に質問をしていました。ハチミツがヴィーガンではないことを知り、驚く生徒なども見受けられ、全体的にとても有意義な交流の機会となりました。

今回の授業は、これまで行ってきた当法人代表の川野によるゼミ講師としての登壇や調査協力といった、これまでのゴルシコフゼミとのコラボレーションに続くものです。この一連のプラントベースに関する研究に関わってきたゼミの学生さんたちが、ビジネスコンテストで入賞するという輝かしい功績も残しました。入賞に関しては、こちらの記事をご覧ください。

 

 

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