2021年12月13日、関西経済連合会は、多様な信条や考えの観光客が関西で安心して食事ができる環境作りを行う「食の多様性推進ラウンドテーブル(FDRT)」を設立しました。

食の多様性の推進においては、イスラム教徒(ムスリム)対応やベジタリアン、ヴィーガンなどへの対応、および情報発信が対策として念頭に置かれています。

当会議は、新型コロナウイルス収束後のインバウンド復活や2025年大阪・関西万博の開催ををはじめとした国際イベントが見据えられ、関西の観光ビジネスを担う事業者が参加しています。食の多様性に関連するビジネスを創出し、ビジネス活動を通じた環境整備を進めていくこと、またこの活動を通し「誰一人取り残さない持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現」のため採択された国連のSDGsの達成に貢献することを目的としています。

12月13日に開催された食の多様性推進ラウンドテーブル」設立式・第1回総会には、宿泊施設、飲食業界、観光産業に関わられる企業や団体が集まりました。海外からの期待も高く、マレーシア、インドネシアはじめ海外の事業者の参加もありました。当日は、株式会社 JTBの北村豪執行役員と株式会社 YRK andの中許祐里子取締役が座長に就任されました。

ベジプロジェクトも当会議に参画させて頂いており、設立式では代表理事川野陽子が、ベジタリアン・ヴィーガン対応の必要性や可能性について発表させて頂きました。

当会議に関しては、MBSおよび産経新聞で紹介頂きました。