2023年6月、フランスの通信社AFPによって行われた日本のベジタリアン/ヴィーガンに関する実状と取組みに関するインタビューの記事が完成し、世界中に発信されました。 当法人ベジプロジェクトジャパン代表 川野陽子も取材を受け、当法人やヴィーガン認証を取得されている商材に関してもご紹介いただきました。このインタビューは、フランスの新聞社Le Figaroを筆頭に、South China Morning PostRFIなど、複数の海外メディアに報道されました。

Youtube: “Japanese eateries serve up vegan options for non-meat eating foreign tourists”

今回のインタビューでは、日本が植物性食品の普及に積極的に取り組んでいることを紹介しつつ、他の国や地域に比べて選択肢の多さでは遅れをとっていることにも焦点が当てられました。インタビューに応じた多くの人々は、日本は食の多様性が欠如していると憤りを顕わにしました。取材を受けたアメリカ人は、「自分が生きていくために必要最低限の選択肢しかない」とコメントしました。一方、川野は飲食店の多くはヴィーガン料理の提供に消極的であることも指摘しつつ、東京におけるヴィーガン/ベジタリアンの発展には大きなポテンシャルがあるとも伝えました。日本食は伝統的に和食が魚の出汁など動物性食品に依存していることが多いため、ヴィーガン料理に適した食材が少ないことが飲食店においては一つの懸念材料となっています。しかし、動物に由来しない材料で作られた美味しい出汁はすでにいくつもあると川野は言い、和食文化を尊重しつつ日本のヴィーガン料理を作ることは可能だと考えています。

プラントベース/ヴィーガン市場への注目が高まる中、当法人ではプラントベース/ヴィーガンの選択肢を増やす方法を模索し提唱し続けてきました。今回の記事では、特に群馬県伊香保町をベジタリアン観光客を歓迎するモデル地域とする企画に関し、ベジプロジェクトの努力を活動の功績としてご紹介いただきました。

当法人は、ベジマップ(今年中に紙媒体の最新版をリリース予定)やヴィーガン認証マークなどの取組みにより、ヴィーガンのお客様への配慮となるだけでなく、地元住民や旅行者にとってもヴィーガン料理を提供するレストランや商品が見つけやすくなると信じ、活動を進めています。料理の提供側にとっても、より幅広い顧客層の獲得にも繋がるため、ビジネスチャンスとしていただけることを願っています。