福岡県の主催により『ヴィーガン・ムスリム対応 試食体験セミナー』が全4回開催されています。本セミナーは、国籍・文化・宗教の垣根を越え、すべての人が食を楽しめる環境づくりを目指す「食の多様性」推進を目的としています。

福岡県主催のヴィーガン・ムスリム対応セミナー

8月5日に開催された第2回は、ヴィーガンおよびムスリム対応の基礎知識や、メニュー開発のポイントについて各専門家が講演をするという内容でした。ヴィーガンにおいては、当法人ベジプロジェクトジャパン代表の川野陽子が務めました。ムスリムに関しては、一般社団法人ハラル・ジャパン協会代表の佐久間朋宏氏が担当されました。

福岡県主催ヴィーガン・ムスリム対応の試食&セミナーにてベジプロジェクトの川野陽子が講演しました

また、同日の後半には、専門卸業者による試食会も行われ、ベジタリアン・ヴィーガン食品を扱う株式会社かるなぁと、ムスリム対応食品を扱う株式会社二宮により、多様なヴィーガンやムスリム対応の食品が提供されました。参加者は講師や試食の提供企業と交流しながら、多様な料理を試食しました。

福岡県主催ヴィーガン・ムスリム対応試食会の様子

8月20日には、「事例から学ぶ!地元企業の食の多様性対応~日本食編~」と題された第3回目のセミナーが開催されました。全国で豆腐料理を中心とした和食の懐石料理を提供する株式会社 梅の花グループ 取締役の野田安秀氏、福岡市内の高級寿司料理店一高および愛とうなぎの店主の木宮一洋氏が登壇しました。当法人の代表はファシリテーターを務めました。セミナーの後には、両事業者からの試食のご提供があり、参加者は梅の花のヴィーガン対応である「菜食会席」の一部や一高の豆乳クリームのかかった無花果のヴィーガンスイーツなどを味わいました。

福岡県主催ヴィーガンセミナー_梅の花&ベジプロジェクト対談

第2回、第3回のどちらのセミナーも、100名以上の県内の飲食店・宿泊施設・食品製造業など幅広い業種の方々に参加いただきました。

本セミナー参加者は、ヴィーガン・ムスリム対応メニュー開発や店舗宣伝などにおける、専門アドバイザーによる個別支援サービスを利用できます。ヴィーガンに関しては、当法人の代表がアドバイザーを務め、ご依頼のある店舗への訪問をいたします。

第4回のセミナーは、「事例から学ぶ!地元企業の対応実例 ~ラーメン・スイーツ編~」と題し、9月4日(木)に開催されます。当法人の代表が引き続きファシリテーターを務めます。福岡県の事業者の皆様は是非ご参加ください。

お申込方法はどはこちらからご確認ください。

当事業公式チラシはこちらからご覧ください。

Published On: 2025年 8月 23日