令和元年11月6日、有志の与野党議員による超党派の
「ベジタリアン/ヴィーガン関連制度推進のための議員連盟」(ベジ議連)が発足されました。
初会合には、議員の方、各省庁の方、東京都の方、そして
ベジプロジェクトを含むベジタリアン・ヴィーガンに関して取組みをしている国内の団体が
集い、意見交換をしました。
ベジプロジェクトからは代表の川野陽子より、
世界のベジに関する状況、国内の状況と課題、取組における要点を発表させて頂きました。
また、ヴィーガン料理がバラエティーに富んでいて美味しいことをまずは知って頂くために、
ベジタリアン・ヴィーガンのお弁当が配布されました。
議員の皆様も、動物性不使用、美味しさ、疑似性に驚きながら召し上がっていました。
Photo: 会長⾃⺠党の河村建夫元官房⻑官はじめ、ヴィーガン料理を楽しまれている光景
地球環境や動物のいのちのために、また食糧問題や健康の改善のため、
ベジタリアンやヴィーガンの選択をする人たちが、世界中で増えています。
ベジタリアン・ヴィーガン使用の商品やメニューが充実し、
誰でもそんな選択ができるような環境が整っている国もたくさんあります。
しかし日本では、ベジタリアン・ヴィーガンへの理解や対応が十分だとは言えません。
訪日外国人客数は年々増え、政府は東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年には
訪日外国人数4000万人を目指しています。
彼らの中にはベジタリアン・ヴィーガンを求める声も多々あり、今の日本では対応し切れていません。
そんな状況を改善するために、発足された議員連盟が今回のベジ議連です。
ベジタリアン・ヴィーガンの人たちが本当に求めていること、政府として把握し、
偏りのないベジタリアン・ヴィーガンのガイドライン作りを進めて頂きたいと考えております。
私たちベジプロジェクトも、これまでの知見、海外の主要団体との連携、情報量を活かして、
ご協力させて頂きたいと考えています。
今後の日本のベジタリアン・ヴィーガンに関連するポジティブな変化に期待しています!
Photo: 当日配布されたお弁当/左上からカキフライ、春巻きと唐揚げ、餃子とシュウマイ、チキンナゲットとポテト