2024年10月25日、プラントベース市場協会が主催する第7回「日本ヴィーガンアワード」の表彰式が、朝日新聞主催の「GOOD LIFE フェア」のメインステージにて開催されました。本アワードは、毎年、ヴィーガニズムの発展に貢献した100の個人や企業等がノミネートされ、表彰式当日に各賞の受賞者が発表されます。
本年は、当法人ベジプロジェクトジャパン代表の川野陽子(かわのはるこ)が大賞を受賞しました。
川野は受賞スピーチで、ベジプロジェクトを立ち上げた11年前を振り返り、ヴィーガンの商品がスーパーに並んだりヴィーガンマークが商品に表示されたり飲食店でヴィーガンメニューが食べられたりするようになった今の状況が、当時願っていた光景だと話しました。そしてこれを叶えた背景にある日本や世界中のたくさんの人や企業の努力について語りました。また先日出席したヴィーガンの国際サミットで得た経験をシェアしながら、日本でのこれからの道のりがまだ長いことを認識しつつ、考え方や取組み方が異なっていても皆で力を合わせてヴィーガン市場を広げていくことの重要性についても話しました。
今年の「企業賞」には当法人のヴィーガン認証を活用した商品を展開するカゴメ株式会社、「カフェ・レストラン賞」には東京ベジマップにも掲載させていただいている「ヴィーガンビストロじゃんがら」が選ばれました。
また、「文化人賞」には歌手・女優のソニン氏、「アスリート賞」にはランニングで国際戦にも挑む宮島萌氏、「アニマルライツ賞」には社会彫刻家の山中安澄氏、「国際賞」には台湾の桃園市政府観光旅遊局長周柏吟氏が受賞されました。
プラントベース市場協会は、このアワードの他、ビーガングルメ祭りを東京、京都、名古屋で開催し、多種多様なヴィーガングルメを楽しめる場を提供しています。昨年の東京で行われたビーガングルメ祭りには、アーテイストの藤井風氏もお客さんとして来場したことで話題になりました。
当法人の実績を評価してくださった審査員の皆様に感謝申し上げます。また、皆様のたくさんの温かい励ましやご支援、ご協力にいつも感謝しております。
当法人ではこれからも、企業、教育機関、政府、国際組織の皆様と協力して、動物、地球、人により優しい未来のために取り組んでまいります。