2023年10月3日、パシフィコ横浜にて開催された「AJESTHE BEAUTY FESTIVAL 2023 in YOKOHAMA」に、当法人ベジプロジェクトの代表の川野陽子がパネラーとして登壇させていただきました。
このイベントは、一般社団法人日本エステティック協会が主催し、エステシャン育成の専門学校に通われているエステシャンの卵たちが全国から集う年に一度のイベントです。
日本エステティック協会の瀧川睦子副理事長を交えた記念写真
「未来のエステティック」と題したパネルディスカッションでは、エステの業界でも年々求められる多様性への対応をキーワードに、これからのエステティックに関してお話が進みました。
パネラーは、当法人の川野の他、自由民主党の今井絵理子参議院議員、一般社団法人ハラル・ジャパン協会の佐久間朋宏氏、ホリスティックセラピストエステシャンの小林千恵子氏でした。
当法人代表の川野の話に関しては、ヴィーガンが世界中で注目を集める背景、それが動物や地球環境、食糧問題、そして人の身体に関係していること、ヴィーガンの選択肢は他者への思いやりにも紐づくことをご紹介させていただきました。その上で、エステティック業界で将来働く皆さまに向けて、人の美しさは見た目だけではなく内面からも輝くことができること、思いやりの気持ちや優しい行動が人の心の豊かさにも繋がり、人の魅力にもなることをお伝えしました。また、ヴィーガン対応を求める人たちへの対応が、おもてなしやその方を思いやる優しさの1つの現れでもあることをお話しさせていただきました。
会場の様子
今井議員は、元SPEED(スピード)として音楽活動で注目を集め、現在は障碍者対応をテーマに議員活動をされています。障碍者に関わる現状や、障碍者とエステティックにおける与党の動き等をお話しされました。佐久間氏は、ムスリムやハラルに関する専門家として活躍され、今回はムスリム対応におけるビジネスの可能性に関してお話しをされました。小林千恵子氏は、エステシャンとして世界中のお客様をお迎えしてきた具体的なケースを取り上げながら、世界のセレブリティの方々が意識をしていることや感心をもたれるテーマも交えたお話しをされました。
今回は、障碍者、ムスリム、ヴィーガンの皆様への対応という3つの視点から1つのエステティックというテーマを見つめ、将来像を描くという貴重な機会を頂きました。様々なテーマにおいて、ヴィーガンがキーワードになってきていることを感じます。
素晴らしいイベントを作り上げられた事務局の皆様、パネラーとしてご一緒した皆様、聴講してくださった皆様、心より感謝申し上げます。