2023年11月30日(水)に、武蔵大学キャンパス内にて「SDGs17パートナーシップ・フェア2023」が開催されました。こちらは、国連が策定したSDGs(持続可能な開発目標)の17番目「パートナーシップで目標を達成しよう」をコンセプトに、SDGsの達成に向けて様々な活動を行っている非営利組織を招待し集めるイベントです。

当法人はこちらでブースを出展し参加させていただきました。ベジタリアン・ヴィーガンとSDGsの関係の紹介、および国内の各大学の食堂にヴィーガン対応のメニューを利用できるようにする「べジプロ大学」の紹介をを行いました。

SDGs17パートナーシップ・フェア2023

「SDGs17パートナーシップ・フェア」は武蔵大学国際教養学部のブライアン・マスハート准教授とオーストラリアビクトリア州のディーキン大学の協力によって、2019年から開催されています。SDGsと関連した当法人の取組みを評価いただき、例年お声がけを頂いてきました。

今年は、アムネスティ・インターナショナル日本やグリーンピース・ジャパンなどを含む、食糧問題や環境問題、貧困や教育格差などの様々な問題と向き合って活動している13つの組織が参加しました。武蔵大学の学生のほかに、ディーキン大学の留学生も来場し、国際色のあるイベントとなりました。

イベント会場の様子

各組織のブースには、その組織が主に貢献しているSDGsのマークが掲載されました。

動物由来のものを使わないプラントベースの食事は、一般的な食事に比べて少ない資源(土地、水、石油など)で生産できるため、食糧問題の解決にも有効と考えられています。また、温暖化効果ガスの排出量も少ないことが知られています。さらに、ベジタリアン・ヴィーガンの食事は心臓病や高血圧など、主要な死因の予防にも有効だとされています。これらの理由から、ベジタリアン・ヴィーガンの選択肢を増やす活動を行っている当法人のブースには、「飢餓をゼロに」「気候変動の対策」「皆に健康と福祉を」など、関連する6つのSDGsのマークが掲載されました。

当法人のブース

ブースでは、ベジタリアン・ヴィーガンとSDGsの関係および「べジプロ大学」の紹介の他に、アンケート調査を実施しながら当法人のヴィーガン認証を取得いただいている以下の4商品のいずれかが当たるくじ引きの企画を実施しました。

・カゴメ株式会社様のPlant Basedシリーズのカレー
・株式会社インターキューブ様のUnique to Soyシリーズのスープとリゾット
・三育フーズ株式会社様の植物生まれのホワイトソース
・ロート製薬株式会社様のオーガニック豆の具だくさんスープ「ダルーラ」

ヴィーガン認証食品が当たるくじ引き

今回のイベントを通じて、武蔵大学のベジタリアン・ヴィーガンや「べジプロ大学」への関心を持つ学生たちと出会い、他の分野で活躍する様々な組織とも繋がることができました。さらに、ベジタリアン・ヴィーガンの選択肢とSDGsの関係について、多くの方に発信する機会でもありました。

ブライアン・マスハート准教授をはじめとした事務局の皆様、商品をご提供いただいた事業者様、そして当法人の活動に興味を思ちブースにお越しくださった学生や出展社の皆様に感謝を申し上げます。