2024年6月9日(日)朝9時より、山梨県山中湖村にて「国際ヨーガの日」を祝うヨーガの一大イベントが開催されました。

日常生活や人生にヨーガを取り入れることを勧める一般社団法人Patanjali Japan Foundationは、6月21日の「国際ヨーガの日」に合わせ、全国で複数のイベントを行っています。その一つでもありハイライトとして行われたのが、インド大使館、山中湖村、山中湖村教育委員会、山中湖観光協会、そして当法人ベジプロジェクトジャパンの後援により開催されたこのフェスティバルでした。屋外の会場 山中湖交流プラザきららで富士山を背景に開催され、全国から約200名の方が参加しました。

インドの方やヨーガを実践する方にはベジタリアンやヴィーガンが多く、本企画の主催である一般社団法人Patanjali Japan Foundationの創始者Ashutosh Singh氏もお肉を召し上がりません。さらに本企画のリーダーを務められた柏木由美氏は、もともと都内でヴィーガンカフェを経営されていました。このお二方を繋げたのが当法人代表の川野陽子だったこともあり、本企画には当法人も後援させていただきました。

インド伝統の舞踊と音楽とともに開会式が始まり、キャンドルが祭壇に飾られたり、Ashutosh Singh氏より主賓来賓への花束贈呈が行われたりと、セレモニーが進行しました。途中、高村正一郎山中湖村長に続き、当法人の代表川野からも挨拶をさせていただきました。川野が当法人を始める前、さらにベジタリアンになる前にインドに訪問したことや、その時に「Veg?Or Non Veg?(菜食か、そうでない食事?)」と食べ物の選択を聞かれる機会が何度もあったこと、その都度「動物を食べることを敢えて選ぶことをしたくない」という気持ちがあったことなどもシェアしました。

 

また、会場にはベジタリアンメニュー、ヴィーガンメニューのあるキッチンカーにもご参加いただき、その呼びかけを当法人が行いました。生地から手作りをし石窯で焼くピザを提供するPIZZA BUONOは、今回のイベントで初めてヴィーガン対応に挑戦されました。もちろんチーズも乳由来ではなく植物由来のヴィーガンチーズを使い、美味しく仕上げられました。大澤商店は、山梨県産の葡萄、いちご、マンゴーなどのフルーツのスムージー、そして「すんき」スムージーを提供されました。すんきとは、赤かぶの茎葉を塩を使わずに乳酸菌で発酵させた漬物です。漬物のスムージーは珍しくとても人気でした。GraceⅭadeauは、ドライフラワーの手作りアレンジメントと、ヴィーガンの食べ物としてドライフルーツ入りのヴィーガンスコーンを提供されました。自家製の山梨県産のシャインマスカットのドライフルーツは柔らかな甘さと食感が良く、ヴィーガンスコーンとの相性抜群でした。

天候にも恵まれ、暑くもなく寒くもなく心地よい風が吹く中、雲にかかった富士山を眺めながら、たくさんの方が集いヨーガを楽しむことができたイベントでした。運営に関わられた全ての皆様、ケータリングカーでヴィーガン料理を準備してくださった皆様、そしてご参加された皆様が協力し合い関係し合いながら作り上げられた素敵な企画でした。
当法人としてもこの素晴らしい企画に関わらせていただいたことに感謝するとともに、心身の健康、ウェルネスに関係する今回のようなイベントに、ヴィーガンも関連づけていただけたことに、大変感謝しています。