ABOUT US
ベジタリアン・ヴィーガン・プラントベースの「選択肢」を増やす仕事をしているNPO法人
WHY?
社会にやさしい変化を起こしたいから
多様性の尊重・地球環境・持続可能性・動物のいのち・人の健康(&ワクワクできる事業だから)
多様性の尊重・地球環境・持続可能性・動物のいのち・人の健康(&ワクワクできる事業だから)
MISSION
企業・教育機関・政府・国際組織と協力して、ベジタリアン・ヴィーガン・プラントベースの「選択肢」が当たり前にある社会を作ること
ベジプロジェクトは、京都大学の食堂にヴィーガン基準のベジメニューを導入するというプロジェクトから始まりました。2013年に京大の修士課程に在籍していた代表の川野陽子を中心に、食堂にベジメニューがあればベジタリアンの人も食べるものがあること、ベジタリアンという概念について知るきっかけになることを考え、大学食堂の運営者に働きかけました。当時、京大の全食堂を統括されていた中島常務理事(当時)がその想いに共感し全面的に協力をしてくださいました。川野の卒業までにベジメニューは常設メニューとして登録され、今でも豊富に取り揃えられています。
その経験をもとに、他大学や飲食店、自治体でのベジメニューの導入を進め、2015年には Meat Free Monday(ミートフリーマンデー:週に1日お肉を食べないというキャンペーン)を世界中で広める元ビートルズのポールマッカートニー氏とのインタビュー共演を実現しました。
2016年にはベジプロジェクトはNPO法人となり、ベジタリアン・ヴィーガン認証マークを発行する認証制度や、企業やまちづくりを行う行政との協業、観光案内所等で配布されるベジマップ制作、情報発信等を行っています。
ベジタリアン・ヴィーガン・プラントベースの「選択肢」をつくりながら、その意義や利用できる機会を社会に広める活動を行っています。
代表者挨拶
こんにちは!
私がベジタリアンというライフスタイルを知ったのは大学1年生の頃でした。オランダからの留学生が「ヨーロッパでは環境問題のことを考えてベジタリアンになる人が増えているよ」と教えてくれたことがきっかけです。その時はベジタリアンと環境問題が結びつかずピンとこなかったことを覚えています。
二十歳で12年間一緒に過ごした愛犬を亡くした私は、ペットビジネスの中で人の都合で生まされ殺される犬や猫に思いを馳せるようになりました。その延長で、豚も牛も鳥もまた魚も私の食事のために苦しい思いをさせることや命がなくなることを望まなくなりました。
さらに自分で調べれば調べるほど、ベジタリアンさらにはヴィーガンというライフスタイルが、動物だけではなく地球環境にもそして食べ物がなくて困っている飢餓の状況にある人々にとっても、ベターな選択だと腑に落ちるようになりました。
環境問題に関心があり選んだ京大の農学部でしたが、難しい講義よりも予算も時間もかかる大掛かりな計画よりも、今すぐにでも自分で取組めることがベジタリアンの生活を取り入れることでした。
大学時代はベジタリアンを個人的にしていたのですが、大学院時代にインターンシップをしていたベルギーでは、ベジタリアンの方に出会うこともありましたし、ベジタリアンというライフスタイルが当たり前に尊重され、いつも選択肢がありました。
帰国し大学生活最後の年に、大学の食堂にベジメニューを入れる取組みを始めることにしました。
それがベジプロジェクトの始まりです。
もちろん根気強さを要する取組みでしたがたくさんの方々のご協力を賜り、ヴィーガン基準のベジメニューを食堂に導入することに成功しました。その時、ベジメニューが食堂に選択肢としてあることで、ベジタリアンの方々はもちろん喜んでくれましたが、そうではないもっとたくさんの方々がベジメニューを選んでお食事されている光景を見ることができました。
「世の中は変わる」ということを実感することができた瞬間でした。
その後も民間企業に就職しながらベジプロジェクトの活動を続けましたが、元ビートルズのポールマッカートニー氏へのインタビューをさせていただいた日に「私も本気で生きてみよう」と思い、翌年その企業を退職しベジプロジェクトはNPO法人となりました。
誰しも慣れ親しんだ習慣をいきなり変えることは難しくても、より多くの方がベジタリアン、ヴィーガンという選択を少しでも取り入れていただければ、そしてベジタリアンはじめその選択を実践したいと思っている方がもっと生きやすい環境になれば、世の中が少し良くなると信じています。
今はビジネスとしてもベジタリアン・ヴィーガンは追い風です。
一緒にお取組みをはじめてみませんか。